新居選び(契約時のポイント)
新居が決まったら次は契約です。新居の契約時に必要な費用として、敷金・仲介手数料・前家賃が必要となってきます。最近では敷金・手数料不要という物件も増えていますが、新居の契約には思ってた以上にお金がかかるので、旧居の賃貸解約と新居の契約開始日を頭におき、家賃がダブらないよう気をつけましょう
□敷金礼金
新居の契約時に必要な費用として、敷金・仲介手数料・前家賃が必要となってきます。
最近では敷金・手数料不要という物件も増えていますが、新居の契約には思ってた以上にお金がかかるので、旧居の賃貸解約と新居の契約開始日を頭におき、家賃がダブらないよう手続きを進める必要があります。ただ、家賃発生のことを気にしすぎて契約を申し込むのをもう少し待とうと思っていると、他の人が契約してしまう可能性があるので注意しましょう。
例えば、「礼金(2ヶ月分)+敷金(2ヶ月分)+前家賃(1ヵ月分)+仲介手数料(1ヵ月分×消費税)」
の場合、基本的に家賃の6か月分の費用が最初に必要ということになります。この費用は契約時、または契約前に支払わなければなりませんので、このことを頭に入れて物件(部屋)を探しましょう。
※家賃の他に管理費(共益費)がある場合、その管理費は敷金・礼金の計算に含まれません。
※敷金とは退出時に借主の賃料滞納や物件の損傷・破損などに対する修復費用の担保のために、入居前に貸主(大家)に預け入れをするお金のことです。退出時にそれらを敷金から精算した残額が借主に戻ってきます(賃料滞納、物件に破損などがなければ基本的に全額戻ってきます)。
※礼金とは大家(オーナー)へ支払うお礼のお金なので戻ってきません。
※仲介手数料は、その物件(部屋)を探してくれた不動産業者への報酬ですので戻ってきません。
賃貸借契約時に必要な書類は、その物件(お部屋)を管理している不動産業者や、また物件によって異なりますので、必ず不動産業者に確認しましょう。
賃貸借契約を結ぶ前に宅地建物取引主任者から契約するに際しての説明、「重要事項説明」があると思います。ほとんどの方が聞き流していることが多いのですが、重要事項説明はその名の通り、賃貸住宅を借りるに際して重要な説明ですので、説明をよく聞き、疑問に思ったことなどはその場で質問して、納得してから契約するようにしましょう。疑問に思っていることは、契約する前、お金を払う前に確認しておいたほうがよいです。
また、引越しが多い場合は、賃貸借契約を解約する方法もしっかりチェックしておきましょう。一般的に「退出時の1ヶ月前までに口頭、または書類によって伝える」となっている場合が多いようですが、物件(部屋)によっては2ヶ月前、3ヶ月前までに連絡するようになっていることもありますので、早めに賃貸借契約書で確認しておきましょう。
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