こんな物の引越しは

■ペットの引っ越し

  • 引っ越しが短時間の場合や、普段から知らない人がきても比較的大丈夫な場合やペット用ゲージで大人しくできるように訓練できているなら、引っ越し当日邪魔になったりもないですが、犬が興奮して引越業者さんや手伝いの方に吠えて作業がはかどらない場合もあります。そんな場合はペットホテルなどの利用も検討しておかなければなりません。
    移動手段は飼い主と一緒に助手席でマイカー移動が一番安心です。飛行機や電車に乗せる場合は、ケージに入れて車酔いやおもらし防止のために、前日の夜と当日の朝のエサはやめておきましょう
    ペットは人間以上にデリケートです。そのペットに合わせた対策を練ってあげて下さい。
  • 金魚・熱帯魚・小鳥等
    金魚や熱帯魚は、ビニール袋に入れて専門店で酸素を入れてもらいます。熱帯魚は温度に注意しましょう。小鳥は助手席で大切に運んであげて下さい。

■植木・庭木などの植物

植木鉢の場合、引越日の前日から植木の水やりは控えめにしましょう。
鉢部分を新聞紙で包んで、葉ごとポリ袋をかぶせます。輸送に日数がかかる場合、新聞紙を水で湿らせたものを土の上に置きます。
庭木は、幹が10㎝以下のものなら引越し業者さんがやってくれる場合があるので問い合わせて見ましょう。それ以上のものは、やはり専門業者さんに任せましょう。

■神棚・仏壇

神棚、仏壇は自分で運ぶのも業者に頼むのも問題ないようです。位牌やご本尊などの魂の入っているものについては、できれば風呂敷などに包んで持ち歩くのが無難なようです。

■人形ケース

移動中に中で人形が動かないようにエアパックや「わた」などを詰めます。
新聞紙だと汚れるので注意が必要です。
ケースが開かないようひもなどでしっかり固定してダンボールなどに入れます。
この時、ダンボールとケースのすき間にはエアパックや新聞紙、タオルなどで埋めてください。
小さな人形を陳列するタイプの場合
人形を全部取り出して、ミラマットなどで一つ一つ丁寧に包みます。
ダンボールに「ガラスケース」「取り扱い注意」と明記するかラベルを貼るのも忘れないように。

■ピアノ

ピアノは引越し会社によって搬送してくれる場合と、荷物として搬送してくれない場合に分かれますので、必ず見積もり時に確認しておきましょう(運んでもらえる場合でも多くの場合、別料金です)。

■エアコン

エアコンは多くの場合、自分たちで取り外すことが難しいので、引越し会社の方に依頼すると思います。
もちろん取り外しは別料金となると思いますので、事前に確認しておきましょう。

■組み立て式の家具

組み立て式の家具は分解するのか?そのまま運んでもらえるのかを、見積もり時に必ず確認しておきましょう。
また分解する時は自分たちで行うのか?引越し会社のスタッフが行ってくれるのかも確認しておきましょう。
自分で分解する場合は、ネジなどの部品をなくさないように、袋などにまとめておきましょう。

■引き出しの中身は出しておく

机の中身はいくらテープでとめていても、運ぶ際にそのテープがはがれて中身が出る危険性がありますので、中身を出して、まとめておきましょう。
またタンスの中身も衣装ケースなどに移しておくことが理想的ですが、引越し会社によってはそのままで良い場合もありますので、いずれにしても見積もり時に確認をとっておいたほうがいいでしょう。

■冷蔵庫

冷蔵庫は前日、または当日まで使用すると思いますが、最低でも引越しの6時間前には電源コンセントを抜いて、霜取をして、運ぶ時に水がたれないようによく拭いておきましょう(できれば前日から霜取を行っておいたほうがいいでしょう)。
電源コンセントを抜いた後は、生物(肉・魚)などが残っていれば、もったいないかもしれませんが、処分するしかありません。
ですので引越し日にあわせて、冷蔵庫の中身を空っぽにするように、冷凍食品なども食べきるようにしましょう。
また常温で保存できるものは、食品類としてまとめてダンボールに詰めていきましょう。

※クーラーボックスなどがあれば、少量なら新居まで運べる場合もあります(引越し会社がレンタルしている場合もあります)。

■洗濯機

自動洗濯機も引越しの前日までに水抜きをしておきましょう。機種によって若干、方法は違うかもしれませんが、基本的な自動洗濯機の水抜きの方法は・・・
1:蛇口を閉めて給水されない状態でスタートボタンを押してホースの中の水を抜く。
2:給水ホースを外す。
3:手動で脱水をする。
4:排水ホースを外す。
以上で洗濯機内の水は抜けると思います。たいした作業ではありませんが、引越し会社のスタッフがやってくれる場合もあります。

■シャンプー・石鹸

シャンプーやリンス、石鹸類などの生活用品は、引越し前日、または当日まで使用すると思いますので、最後に荷造りできるように、専用のダンボールを残しておきましょう。
他の荷物と一緒にした場合、もしもシャンプーやリンスの中身が出てしまったら、「グチャグチャ」になってしまいますから。
また使用中の「ポンプ式のシャンプー・リンス・ボディーシャンプー類」は、購入時と同じようにポンプのノズルを下げた状態で固定し、念のためビニール袋に入れてからダンボールに入れましょう。

■貴重品

引越しの荷物として「現金・有価証券・貴金属(宝石)・貯金通帳・キャッシュカード(クレジットカード)・印鑑・再生不能な物(パソコン内のデータ)・危険物(石油)・腐食物(肉・魚)」などは引越しの荷物としては運べませんので、他の荷物と一緒にならないようにし、引越し当日、自分たちで持ち運ぶようにしましょう。

■引越し会社の方はどこまでやってくれるのか?

以上が引越し時の荷造りのポイントですが、必ず事前に引越し会社に、どこまで自分たちでやるのか?引越し会社の方はどこまで行ってくれるのかを確認しておきましょう。
これは引越しプランや引越し会社によって必ず異なりますので、自分たちで「これくらいは引越し会社の方がやってくれるだろう」という勝手な思い込みはやめましょう。
思わぬトラブルや、追加料金が発生するなどがないように、分からないことなどは必ず確認をとっておきましょう。

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