パソコンの引っ越し

 

パソコンはとてもデリケートな精密機械。多くの引越し業者はパソコンの移動トラブルについて、保険対象外としているところが多いようです。だから、移動の取扱いは自己責任になってしまうので、細心の注意を図って梱包したいものです。

先ず、梱包する前に、万が一に供えてデータのバックアップをとることをお忘れなく。
コード類ははずして、分かりやすい場所に梱包しておきましょう。また、引越し後、配線できるようにコードにテープなどで印をつけておくと便利です。

パソコン本体の梱包には、箱は緩衝材のついた購入時の箱があればベストです。
なければ、以下のものを用意して丁寧に梱包しましょう。
・ロールタイプの非帯電性エアークッション&プチプチなどの緩衝材
・毛布など柔らかな布
・大きな段ボール箱
・ガムテープ

<梱包方法>
エアークッションでパソコンを何重にも巻く⇒毛布などの布でくるむ⇒段ボールに緩衝材をつめ⇒パソコンを入れる⇒パソコンが動かないように確認してパッキング

引越しに伴うパソコンの移動は100%安全に行なうことは不可能だそうです。ノートパソコンだと自分で持ち運んだほうが、業者さん任せにするより安全なので、状況が許せば自分で移動させた方が良いでしょう。

もっとも安全だと言えるのは、パソコンを購入したときに入っていた段ボールに入れて運ぶ方法です。

パソコンをどのように養生してもらえるか、引越し業者に確認しておきましょう。

最近はパソコンの設置、配線、接続までオプションサービスとして行ってくれる引越し業者もあるようです。

データーのバックアップ

パソコンのデーターもなかなか普段整理できていないものですね。実際の引越と同じように、引越しを機にデーターも不用品(不要データー)を整理してしまいましょう!!大切なデータがたくさん詰まったパソコンは、お引越し前にしっかりバックアップをしておかないと万が一の時にとんでもないことになってしまいます。お引越しの移動によるパソコントラブルも頻発していますので、ぜひデータの保存はするようにしておきましょう

デジカメなどの画像ファイル   コピー保存
ワードなどの文書ファイル   コピー保存
表計算データ   コピー保存
動画・音楽ファイル   コピー保存
メールのアドレス帳 Outlook Expressなどのメールソフト内に
あるデータ
データー抽出
メールの送受信データ Outlook Expressなどのメールソフト内に
あるデータ
データー抽出
ブラウザのお気に入り Internet Explorerなどのブラウザ内に
あるデータ
データー抽出

コピー保存のデーターおよびデーター抽出したものもそれぞれわかりやすくフォルダ名をつけて、「引越データー」フォルダにまとめて、CD-R、CD-RW、外付けハードディスク、 USBメモリなどの外部記憶メディアを使って保存します。オススメはUSBメモリで、手軽に簡単に保存することが可能です。

また、パソコンのデータを自動的にバックアップしてくれる便利なソフトもさまざまな種類が市販されています。こうしたソフトでは、現在使っているパソコンのシステムそのものをまとめてバックアップし、CD-ROMに複製してくれます。操作もソフトの画面に従うだけで簡単に引越しデータが作成できるようです。

引っ越し先でのパソコン環境

現在利用しているパソコンのプロバイダが、引っ越し先でも利用できるとは限りません。

転居手続きの際に、引っ越し先の住所を伝えてインターネットネット回線が引き込めるかどうか、また開通までの時間・日数などを確認しておきましょう。

引越し先でADSL接続サービスを利用の場合は、お手続きに2~3週間程度、光接続サービスをご利用の場合は約1ヶ月程度の時間がかかる場合があります。 引越し先の住所、電話番号が決まったらすぐに手続きしましょう。環境が整っているマンションなので線をつなげばすぐ使えると思っておる方も多いと思いますが(私もその一人でしたが)1カ月もネットが使えない事態になることもあるのです!!くれぐれも気をつけましょう。

引越し先のマンションの世帯数が多い場合は、一人暮らし インターネット プロバイダ料金が割り引かれるマンションもありますのでプロバイダーさんにチェックしてもらいましょう。

また、引越しはプロバイダを変更する良い機会です。今までのプロバイダが光回線じゃなかった、対応が悪い、料金が高いなどの場合はプロバイダ変更の良いチャンスです。改めて引越し先での開通状況やパソコン回線の使用料金などをまとめて比較して、賢くプロバイダーを選びましょう!

夫の単身赴任にともなうメールは?

一般的に引越と表現すると、ある場所を引き払って別の場所に移ることを指します。
家族の一部だけが引越する場合は、独立という考え方をしましょう。インターネット接続の契約も、別途用意が必要です。
基本的には新規の契約として行ないます。
同じInternetServiceProviderで契約する利点は特になく新居で都合のいいISPを使って良いでしょう。
ただし、メールアドレスについては現在、家で利用しているISPで提供されているものをそのまま使い続けることも可能です。手続きの時に確認しましょう。